【築20年の家】リフォームと建て替えどっちが正解?メリット・費用・判断基準まとめ

「築20年を過ぎたけど、そろそろ手を入れるべき?」
「リフォームで十分なのか、それとも建て替えたほうがいいのか…」
そんなふうに迷っている方は多いはずです。
実はこの2つ、費用だけでなく、目的や将来設計によってベストな選択が変わるんです。
今回は、リフォーム業界のプロの目線から、「リフォーム vs. 建て替え」の判断基準や、
それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説します!
✅ リフォームと建て替えの違いとは?
まずは基本の確認から。「リフォーム」と「建て替え」は似ているようで、全く異なる工事です。
項目 | リフォーム | 建て替え |
---|---|---|
工事内容 | 既存の家を活かして部分的・全体的に改修 | 古い家をすべて解体し、新築に建て直す |
費用の目安 | 300〜1,500万円程度(範囲による) | 2,000〜3,500万円程度 |
工期 | 1週間〜3ヶ月 | 4ヶ月〜6ヶ月以上 |
固定資産税 | 安く据え置き | 建て替え後に上がることが多い |
補助金制度 | 内容によって対象 | 条件付きで対象(長期優良住宅など) |
間取り自由度 | 制限あり(構造に左右される) | 自由設計が可能 |
💡「リフォーム」が向いているケースとは?
築20年程度であれば、家の骨組み(構造)がしっかりしているかどうかが重要な判断ポイント!
以下のようなケースでは「リフォーム」が現実的です。
✅ リフォームに向いている条件
・土台や柱に大きな劣化・傾きがない
・間取りや広さは気に入っている
・思い出のある家を残したい
・予算を抑えたい(建て替えより安価)
・住みながら工事を進めたい
📌 特におすすめのリフォーム内容
・水まわり(キッチン・浴室・トイレ)の入れ替え
・外壁や屋根の塗装・補修
・床・壁紙などの内装リフレッシュ
・耐震補強や断熱工事
🏠「建て替え」が向いているケースとは?
一方で家全体に老朽化が進んでいたり、家族構成・ライフスタイルが大きく変わっている場合は、
建て替えによるリセット&最適化が選ばれることが多いです。
✅ 建て替えに向いている条件
・基礎や構造部分に深刻な劣化がある
・耐震性や断熱性に不安がある
・間取りや使い勝手を根本的に変えたい
・長く住む予定で、新築に近い快適さを求めたい
・二世帯化・バリアフリー化など将来を見据えて設計したい
📌 建て替えでできること
・完全な自由設計(間取りも外観もゼロから設計)
・耐震等級の向上・ZEH対応など省エネ住宅に
・地盤改良や基礎工事で根本から安心な住まいに
💰 リフォームと建て替え、費用の比較イメージ
工事内容 | 費用の目安(概算) |
---|---|
水まわりの交換(3点セット) | 約300〜500万円 |
外壁・屋根塗装 | 約150〜300万円 |
フルリノベーション | 約1,000〜1,500万円 |
建て替え(注文住宅) | 約2,000〜3,500万円 |
👉 構造に問題がないなら、リフォームの方がコスパは良いです。
ただし、部分的リフォームを繰り返して結果的に高くつくケースもあるので注意!
🔍 判断する前にチェックしたい5つのポイント
- 構造の劣化レベル(専門業者に点検依頼)
- 今後のライフプラン(何年住む予定か)
- 資金計画・ローン残債の有無
- 固定資産税や補助金の影響
- 仮住まいの要不要(住みながらできる?)
💬 よくあるQ&A
Q.「築20年は建て替えには早すぎる?」
→ いいえ、劣化状況やライフスタイル次第です。
水まわりや外装の痛みが激しいなら、将来的に建て替えの方が得な場合も。
Q.「ローンが残っていてもリフォーム・建て替えはできる?」
→ 可能です。
ただし、借り換えやローンの組み直しが必要なケースもあるため、金融機関と事前相談を。
Q.「補助金ってどっちでも使えるの?」
→ 使えます。ただし、対象になる工事や条件が異なります。
例:長期優良住宅・断熱リフォーム・バリアフリー化など。
まとめ|20年目は“住まいの分岐点”。将来を見据えた判断を
築20年は、「これからもこの家にどう住んでいくか」を考える絶好のタイミング。
リフォームで今の家を大切に使い続けるのも、
建て替えで新しい住まいに生まれ変わらせるのも、どちらも正解です。
🔑 大切なのは、「家の状態」と「家族のこれから」に合わせて選ぶこと。
迷ったら、まずはプロに建物診断+ライフプラン相談をしてみましょう。
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