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【築20年の家】リフォームと建て替えどっちが正解?メリット・費用・判断基準まとめ

2025年7月18日
【築20年の家】リフォームと建て替えどっちが正解?メリット・費用・判断基準まとめ

「築20年を過ぎたけど、そろそろ手を入れるべき?」
「リフォームで十分なのか、それとも建て替えたほうがいいのか…」
そんなふうに迷っている方は多いはずです。
実はこの2つ、費用だけでなく、目的や将来設計によってベストな選択が変わるんです。
今回は、リフォーム業界のプロの目線から、「リフォーム vs. 建て替え」の判断基準や、
それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説します!

✅ リフォームと建て替えの違いとは?

まずは基本の確認から。「リフォーム」と「建て替え」は似ているようで、全く異なる工事です。

項目リフォーム建て替え
工事内容既存の家を活かして部分的・全体的に改修古い家をすべて解体し、新築に建て直す
費用の目安300〜1,500万円程度(範囲による)2,000〜3,500万円程度
工期1週間〜3ヶ月4ヶ月〜6ヶ月以上
固定資産税安く据え置き建て替え後に上がることが多い
補助金制度内容によって対象条件付きで対象(長期優良住宅など)
間取り自由度制限あり(構造に左右される)自由設計が可能

💡「リフォーム」が向いているケースとは?

築20年程度であれば、家の骨組み(構造)がしっかりしているかどうかが重要な判断ポイント!
以下のようなケースでは「リフォーム」が現実的です。

✅ リフォームに向いている条件
・土台や柱に大きな劣化・傾きがない
・間取りや広さは気に入っている
・思い出のある家を残したい
・予算を抑えたい(建て替えより安価)
・住みながら工事を進めたい

📌 特におすすめのリフォーム内容
・水まわり(キッチン・浴室・トイレ)の入れ替え
・外壁や屋根の塗装・補修
・床・壁紙などの内装リフレッシュ
・耐震補強や断熱工事

🏠「建て替え」が向いているケースとは?

一方で家全体に老朽化が進んでいたり、家族構成・ライフスタイルが大きく変わっている場合は、
建て替えによるリセット&最適化が選ばれることが多いです。

建て替えに向いている条件
・基礎や構造部分に深刻な劣化がある
・耐震性や断熱性に不安がある
・間取りや使い勝手を根本的に変えたい
・長く住む予定で、新築に近い快適さを求めたい
・二世帯化・バリアフリー化など将来を見据えて設計したい

📌 建て替えでできること
・完全な自由設計(間取りも外観もゼロから設計)
・耐震等級の向上・ZEH対応など省エネ住宅に
・地盤改良や基礎工事で根本から安心な住まいに

💰 リフォームと建て替え、費用の比較イメージ

工事内容費用の目安(概算)
水まわりの交換(3点セット)約300〜500万円
外壁・屋根塗装約150〜300万円
フルリノベーション約1,000〜1,500万円
建て替え(注文住宅)約2,000〜3,500万円

👉 構造に問題がないなら、リフォームの方がコスパは良いです。
ただし、部分的リフォームを繰り返して結果的に高くつくケースもあるので注意!

🔍 判断する前にチェックしたい5つのポイント

  1. 構造の劣化レベル(専門業者に点検依頼)
  2. 今後のライフプラン(何年住む予定か)
  3. 資金計画・ローン残債の有無
  4. 固定資産税や補助金の影響
  5. 仮住まいの要不要(住みながらできる?)

💬 よくあるQ&A

Q.「築20年は建て替えには早すぎる?」
→ いいえ、劣化状況やライフスタイル次第です。
水まわりや外装の痛みが激しいなら、将来的に建て替えの方が得な場合も。

Q.「ローンが残っていてもリフォーム・建て替えはできる?」
→ 可能です。
ただし、借り換えやローンの組み直しが必要なケースもあるため、金融機関と事前相談を。

Q.「補助金ってどっちでも使えるの?」
→ 使えます。ただし、対象になる工事や条件が異なります。
例:長期優良住宅・断熱リフォーム・バリアフリー化など。

まとめ|20年目は“住まいの分岐点”。将来を見据えた判断を

築20年は、「これからもこの家にどう住んでいくか」を考える絶好のタイミング。
リフォームで今の家を大切に使い続けるのも、
建て替えで新しい住まいに生まれ変わらせるのも、どちらも正解です。
🔑 大切なのは、「家の状態」と「家族のこれから」に合わせて選ぶこと。
迷ったら、まずはプロに建物診断+ライフプラン相談をしてみましょう。

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