【台風・地震後の住宅点検】外壁・屋根・基礎のチェックポイントを徹底解説

台風や地震の多い日本において、災害後の住宅点検は大切な住まいを守るための第一歩です。
特に、山口県の戸建て住宅では台風による被害が多く、定期的なチェックが不可欠です。
この記事では、外壁・屋根・基礎を中心とした点検のポイントや注意点、対応の流れ、専門業者への相談タイミングまで詳しく解説します。
✅ なぜ台風・地震後に住宅点検が必要?
自然災害の直後は、以下のような見えないダメージが進行している可能性があります。
- 外壁のひび割れ → 雨漏りや断熱性の低下に発展
- 屋根材のずれや浮き → 強風で剥がれたり雨漏りに
- 基礎のヒビ → 構造的な強度低下や地盤沈下リスク
特に、台風や地震直後の家は一見無傷に見えても、内部に損傷を抱えているケースが少なくありません。
🌀 台風後にチェックすべきポイント
① 屋根の損傷・ずれ・浮き
〈チェック項目〉
- 瓦やスレートの欠け・ズレ・落下
- 棟板金のめくれ・浮き・ビスの緩み
- 雨樋の外れ・詰まり
📌 特に山口県は台風の通り道になりやすいため、屋根の被害リスクが高い地域です。
対処法:屋根は危険なので登らず、地上から双眼鏡で確認、または専門業者に無料点検を依頼
② 外壁のひび・剥がれ・シーリング
〈チェック項目〉
- 外壁に細かいヒビ(ヘアークラック)や大きな亀裂
- 塗膜の剥がれやチョーキング現象(粉状)
- サッシ周りのシーリング材の破断・隙間
ヒビが入っている=雨水が侵入するリスクが高まっているサインです。
小さなヒビでも雨風のたびに侵入が進み、構造腐食やカビの原因となります。
③ 雨漏りの兆候チェック
〈室内の点検ポイント〉
- 天井や壁のシミ・色ムラ
- 押し入れやクローゼット内の湿気やカビ臭
- サッシ周りの結露が以前より多い
📌 台風直後の雨漏りは即日対応が必要!
放置すると、下地や柱にまで腐食が広がります。
🌍 地震後にチェックすべきポイント
① 建物の傾き・ドアや窓の開閉不良
- 室内ドア・窓が開閉しづらい・引っかかる
- 以前より床が斜めに感じる
- ガラスにひびが入っている
→ これらは地震によって建物が微妙に歪んでいる兆候です。
② 外壁・基礎のひび割れ
- 基礎コンクリートに新しいヒビがあるかどうか
- 壁面やバルコニーに大きなクラックが入っていないか
ヒビの深さや幅によっては、構造的な強度低下が発生している場合があります。
③ 屋根の変形・瓦のズレ
地震で屋根材がずれて滑落したり、棟部分が変形することもあります。
特に瓦屋根の住宅では、目立たない損傷が雨漏りにつながることがあるためチェックしましょう。
🧰 点検チェックリスト
以下のような点検リストを作成し、印刷・保存しておくと便利です。
点検項目 | 異常なし | 異常あり | 備考 |
---|---|---|---|
瓦・屋根材のずれ | ☐ | ☐ | |
外壁のひび割れ | ☐ | ☐ | |
シーリングの割れ | ☐ | ☐ | |
雨樋の破損 | ☐ | ☐ | |
基礎のヒビ | ☐ | ☐ | |
室内のシミ・カビ臭 | ☐ | ☐ | |
窓・ドアの開閉不良 | ☐ | ☐ |
🛠 専門業者に依頼すべきタイミング
以下に該当する場合は、早めに専門業者の点検・見積もりを依頼しましょう。
- 明らかな雨漏りや瓦の破損
- 外壁や基礎に5mm以上のクラック
- 家の傾き・ドアの歪みが感じられる
- 保険申請のために点検書類や写真が必要
📌 山口県では台風被害後に住宅修理の需要が一気に増えるため、早めの点検依頼が安心です。
💡 火災保険で修理費がカバーできる可能性も!
台風や地震による被害の一部は、火災保険・地震保険で補償されるケースがあります。
- 強風で屋根が剥がれた → 火災保険対象
- 地震で基礎にヒビ → 地震保険対象(地震保険加入者)
保険申請には被害写真・見積書・報告書が必要になるため、
専門業者に「保険対応もお願いできますか?」と聞いておくとスムーズです。
🔍 まとめ|台風・地震後の住宅点検は“すぐ”が基本!
- 屋根・外壁・基礎の損傷は放置すると深刻な構造被害に
- 山口県は台風の被害リスクが高い地域。被害後は迅速な点検を
- 火災保険や地震保険で費用が補填されるケースも多い
- 異常の有無に関わらずプロの目による診断を1年に1回が理想!
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